
自分の人生はこれでいいのだろうかと考えてしまうと、必ず人間は不安になる。
自分の人生はこれで良かったのだろうか!何がやりたいのだろうか?と頭の中で難しく考えるのではなく、とりあえず、何でもいいから、子供の時のように夢中になるべきだと思う。無我夢中になって我を忘れている瞬間は少なくとも、不安からは解き放たれている。
子供のときは、今日を楽しくしようとして、楽しくしていたのではなく、夢中になっていて、終わってみたら結果的に楽しかったのである。同じように、不安から逃れるために、若いうちから安定した人生設計を完璧に立てようとするのではなく、今を精一杯生きて欲しい。こういう生き方がしたいんだ!と考えてしまうと、同時に、今度はそうならなかったらどうしようという不安にも駆られてしまう。
若い時は、どうしても自分の価値観だけで生きてしまう。だから色んな人に出会って、色んな価値観を知るべきだと思う。そうする事で今までの自分にはなかった新しいモノの見方に出会えるからだ。決して、自分にとって都合の良い価値観だけで生きて欲しくはない。
失敗を恐れず、まだ見ぬ『不安定』に立ち向かう勇気を持って欲しい。失敗してる自分さえも笑い飛ばす勇気を持って欲しい。その「笑い飛ばす勇気」を持った瞬間、間違いなく「不安」は「希望」に変わる!
さあ、一度きりの人生なんだから、安定ばかり考えず、
自分を!境遇を!将来を!恋愛を!
自分が抱える無数の不安を胸に前に進め!
2025年1月吉日